寝違え(ネチガエ)
特徴
寝起きや長時間ある方向に首を傾けた後に、首が痛くてまわせなくなる症状です。痛みだけではなく、しびれを伴う場合もあります。これは長時間、不自然に首をまわした状態で固定されていたため、筋肉の異常収縮によって起こるものです。
当院での施術
頚肩腕症候群 [変形性頚椎症/頚椎椎間板ヘルニア](ケイケンワンショウコウグン[ヘンケイセイケイツイショウ/ケイツイツイカンバンヘルニア])
特徴
1日中同じ姿勢でパソコンに向かっている方などに多い疾患です。首から肩に痛みやしびれがあり、異常感覚を伴う場合もあります。最初はなんとなく手や腕の感覚がおかしいけど動かせるといった症状ですが、進行すると手や腕を動かそうと思っても動かせない、さらには手や指がカギ形に曲がってしまうという様な運動障害・筋力障害を伴う場合もあります。一般的にこの疾患は、20代~40代は「頚椎椎間板ヘルニア」・50代以上は「変形性頚椎症」と診断されやすいです。
当院での施術
緊張性頭痛/頚部のコリ(キンチョウセイズツウ・ケイブノコリ)
特徴
一言でいうと首のコリのことで、パソコンに向かって長時間仕事をしている様な人に非常に多い症状です。ひどくなると、頭痛や吐き気を伴う場合もあります。ただし頭痛は、1) 緊張性頭痛、2)血管性頭痛、3)脳腫瘍・脳梗塞などの重傷疾患の前兆を伴う頭痛など、単なる頭痛から命にかかわるものまでありますので、注意が必要です。
当院での施術
ムチ打ち
特徴
交通事故などの急激な衝撃や、椎間関節包の損傷・靭帯の損傷・筋肉の牽引痛・事故の瞬間身構えるための急な筋肉痛などにより、首の痛み・頚肩腕のしびれや異常感覚・頭重感・頭痛・肩こり・全身の怠惰感・めまい・吐き気が起こります。事故後3週間経過して痛くなることも多いです。
当院での施術
四十肩・五十肩(シジュウカタ・ゴジュウカタ)
特徴
名前の通り40~50代の中年以降の方に多く発症する疾患で、肩が痛い・腕があがらないといった症状です。さらに、背中や肘まで痛む方もいます。痛みのために頭の後ろや背中に手がまわせなくなり、重度になると夜間痛や腕を切り離したくなるくらいの激痛に襲われます。ただし、臨床的には30代~100歳までの方にあらわれている疾患です。多くは3ヶ月、短ければ2日、長くても1~2年、中には数年と個人差はありますが、必ず良くなります。しかし、自然治癒を待つより治療を行った方が痛みが軽減され、早く回復することが出来ます。
当院での施術
胸郭出口症候群(キョウカクデグチショウコウグン)
一般的な肩こり
特徴
日本人には非常に多い症状で、肩の筋肉が張って硬くなり、肩の重苦しさを訴えます。現代医学では「肩の筋肉が緊張することで、血液循環が悪くなり、乳酸などの老廃物が筋肉の中に溜まるために起こる」と説明されています。遺伝による個人差はありますが、筋肉の質によっては完治も可能です。
当院での施術
三角筋の炎症(サンカクキンノエンショウ)
特徴
美容師さんの様に肘をあげている作業が多い方によく現れる疾患です。腕は体重60キロの人で片方約6キロあると言われています。その上、腕をあげることで、物理学的にその約4倍の重量がかかります。つまり、腕をあげる作業は腕・肩にとって非常に重労働で、三角筋という筋肉に負荷がかかり炎症を起こしやすく、痛みを発症します。